仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

声を掛けた時に口角を上げる相手は、思いやりがある

仕事で、用事がある時に声を掛けた時の反応で気づいたことがあります。
 
それは、声を掛けた時に相手の反応として「口角を上げる人」と「表情が変わらない人」がいる、ということです。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜
◆声を掛けた時にわざわざ、いい表情を作ってくれる人は思いやりがある
 
 
誰かに声を掛けた時の、相手からの反応は気になります。
 
声を掛けた時にもし、ムッとされたり、にらまれたりしたら、嫌な気持ちです。
 
「声を掛けなければよかった」
「なんだか悪いことしたな」と、思ってしまいます。
 
今後、声をかけることにためらいを感じてしまう。
 
 
逆に、声をかけると必ず表情を和らげる人がいます。
 
その人はたぶん、声を掛ける人の気持ちがわかっています。
 
相手が真剣に仕事に向かっているとき、どうしてもその人に声を掛けないといけない。
そんな中相手に声を掛けると、フッと表情を和らげてくれる。
 
その時、「よかった」と安心します。
 
表情に、相手の思いやりを感じます。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜
◆いつも表情を和らげることは、けっこう難しい
 
 
どんな時に声を掛けても、口角を上げて表情をよくしてくれる人は、すごいです。
 
立て込んでいるとき、イラついているとき、心配ごとを抱えているとき。
 
いろんな状況がある中で、相手の気持ちを考えて表情を保つことは、エネルギーを要します。
 
相手はおそらく、エネルギーの要ることをしてくれている。
 
そこが、思いやりです。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜
◆飲食店やデパートの店員さんに声を掛ける時、100%相手を選んでいる
 
 
声を掛ける相手は、絶対選びます。
 
選ぶ基準は、表情です。
 
声を掛けたら良くない気持ちになりそうな人は、どうしても避けたくなります。
 
人間だから、正直です。
 
感じの悪い雰囲気に、近づく勇気はないのです。
 
「この人はいい人、残念な人」を判断する時に、霊感なんていりません。
 
判断する際に使うのは、普通の人間の心理だけです。
 
 
声を掛けて、パッと、口角を上げる人はきっと、ただ者ではありません。
 
 
ではまた今度。

ペン回しをする人は、仕事ができない

ときどき、カフェでペン回しをする人がいます。

この人は、となりの人がペン回しに気が散っていることに気づいていません。

 

会議やミーティング、会社訪問時などでも、ペン回しをする人がたまにいます。この人とは仕事を一緒にできません。

 

誰でも、『貧乏ゆすり』はよくないことだと教わります。

でも、ペン回しも貧乏揺すりと同じように、嫌われる行為です。

これは、人間関係でいうと、友達ができません。

仕事でいえば、関係性が作れません。

 

『やってしまっているマイナス行為』は、本人は無意識的な行為なので、よくないことだと気づけません。

大人の世界では、『ペン回しはよくないよ』なんて誰もいいません。

ただ、『落ち着かない・品がない・うっとうしい』と思われて終わりです。

これでは、損です。

 

言葉づかい・しぐさ・クセ・それらは自分で気付かなければ、周りの人が遠ざかっていくだけです。

気付かないと、チャンスが遠ざかっていきます。

 

今までやっていたなら、ただ今から辞めばいいだけです。

 

この微差が、けっこう大切なのです。

 

ではまた今度。

 

 

 

f:id:watoku55:20180813175853j:plain

『職業観』が崩壊した後に残るもの

今、オンラインサロンで数百万円を稼ぐインフルエンサーが話題になったり、投資・トレードで1日に数千万円を稼いでいる人が出たり、ネット上にはすごい人たちが出ています。

こうなると『真面目に働くことが、馬鹿らしい』と考える人が出てきます。

そんな状況で『職業観』を改めて考える必要があります。

〜〜〜〜〜

仕事は、本来は『人の役に立つため』『相手の悩みや問題を解決するため』というシンプルな行いです。

でも、『食べていかないといけない=お金を得ないといけない』という目的があるため、『お金を得ること』がメインの目的になってしまうことが普通になってきます。

こうなると『お金がある=正しい』となってしまう。

お金が、仕事の目的になってしまうのです。

こうなると、健全な労働観・職業観が崩壊します。

なぜか。ここには『相手の問題や悩みを解決する』という本来の目的がない手段でお金を得ようとする考えが生まれるからです。

〜〜〜〜〜

健全な職業観が崩壊した一つの転換点は、日本のバブル崩壊です。バブルとは、1986年〜1991年頃までの、日本の株式市場が高騰し景気がとんでもない勢いでいいと感じていた時期です。

この時期、例えば現在のNTTが上場した時、上場直後に株価が数倍になりました。ただ、株を持っていただけで、数日後にお金が数倍に増えたのです。

ここで、お金が金融市場という場を通して、膨張することが世間にも一般化したと考えています。人が『働かなくてもお金が得られる』と錯覚する機会が出てきたのです。

こうなると人間は、相手のことを考えて悩みや問題を解決しようとする行いよりも、とにかく自分のお金を増やそうと躍起になります。

『お金を増やす=仕事』という間違った職業観がベースになっているからです。

本質的に仕事とは、相手の問題を解決する行いです。

お金は、相手から喜ばれた結果として、受け取るお釣りのようなものです。

それなのに、相手の問題を解決する行いが全く無い状態で、お金が増えるということは異常事態なのです。

健全な職業観・労働観が無いと、こうなってしまうのです。

〜〜〜〜〜

もし、ネット情報を見てお金に目がくらみそうになったら、自分の職業観・労働観が歪んでないか振り返ってみることです。

 

職業観が崩壊した状態でお金だけが増えたとして、そこに何があるのか考えてみることです。

 

ではまた今度。

 

 f:id:watoku55:20180807123021j:plain

チャンスは『胡散臭いもの』の先にある

今回は『怪しい』『胡散臭い』といったものの先に、ものすごいチャンスがあるという話です。

まず、『怪しい』『胡散臭い』を正しく捉え直します。これは、『自分の常識の範囲外である』ということです。

『胡散臭い人』とは『自分が今まで知るような世界にいない人』ということです。つまり『自分の常識の外にいる人』という事です。

これは言い換えると、自分の狭い常識の外にあるものや情報や人は、全て『怪しい・胡散臭い』と感じる可能性があるという事です。

〜〜〜〜〜

●胡散臭いものの先にチャンスがある

では、チャンスを掴むにはどうすればいいか。

『胡散臭いもの・人・情報にとりあえず触れてみる』ことです。

『胡散臭いから避ける・怪しいから避ける』では、自分の狭い常識の世界で生きるだけなのでチャンスがつかめないのです。

例えば、モデルや芸能人のスカウト。スカウトは、路上で声をかけます。いかにも怪しいし胡散臭いです。でも、それで断ったら今いるアイドルは生まれていません。今でこそ有名なアイドルも、最初はとりあえず話を聞いてみてチャンスを掴んだのです。

中には本当に怪しいものもあるけれど、大切なことは『全てを断ったらチャンスは一つもない』ということです。

もし、少しでも気になるものがあるなら、とにかくやってみることです。

 

●怪しいからといって避けるより、やってみる

もし失敗したなら、二度とやらなければいいだけです。

人生で大切なことは、チャンスを掴むことと、失敗を経験することです。

失敗は、その先の人生で二度と同じ失敗をしなくて済む点で元がとれるのです。

自分の常識の範囲だけでは、狭い世界で終わります。

常識を進んでいく先に、大きなチャンスはありません。

自分から、チャンスを切らないことです。

 

ではまた今度。

 

f:id:watoku55:20180805200114j:plain

孤独を感じている人が考えるべき5つのこと 『理解者』を求めている人に

孤独を

 

「嫌なもの」

「辛い」

「寂しい」

「虚しい」

「自分だけではないか」

「避けたい」

 

こう思っているなら、それは『孤独』を正しく捉え直すべき。

 

【もくじ】

・『孤独だな』と感じている人は、自分以外の全ての人もそう

・『自分だけ孤独だ』という人は勘違いしている

・『自分は誰からも理解されていない』と思っている人に

・一人にならないと、できないことが山ほどある

・一人にならないと、人のありがたみがわからない

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

・『孤独だな』と感じている人は、自分以外の全ての人もそう

 

まず、孤独を感じているのは『自分だけ?』とおもっている人は知っておくべきです。

 

全ての人が、孤独感を持っています。

 

 

みんな、1日のある時間に『あぁ、孤独だな』と感じています。

 

SNSで盛り上がっている人も、

大会社の社長も、

有名人も、、、

 

みんな、一人の時間に、ふと孤独を感じています。

 

『自分だけ、こんなひとりぼっちを感じているのかな』 

 

と思っています。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・『自分だけ孤独だ』という人は勘違いしている

 

なぜ、自分だけ孤独を感じているのではないかと思うのか。

 

それは、周りの人を見て比較しているからです。

 

周りの人とはSNSでも同じです。

 

友達が遊んでいたり、旅行したり、

街で恋人同士が幸せそうにいたり、

有名人がもてはやされていたりするのを見ると、

 

『周りの人はみんな楽しそうで幸せなのに、自分は・・・』

 

という感じを持ちます。

 

これが、孤独感です。

 

自分と周りの人を比べて、

自分にないものを見ているのです。

 

だから『こんな状態ではいけない!』と勝手に焦ってしまうのです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・『自分は誰からも理解されていない』と思っている人に

 

孤独は、理解者がいない時に感じます。

 

例えば、新卒で社会人になって数ヶ月は、つらいです。

 

仕事がわからない、覚えることがたくさん、初めての訪問で緊張する…

 

色々なことがあり、学生時代と違う厳しさを経験します。

 

この時に、辛くなります。

 

でも、この辛さを相談できる人がいません。

 

会社の先輩・友達・親…誰も自分の辛さをちゃんと理解しません。

 

この時に『あぁ、自分の辛さを理解してもらえないんだな』という実感と共に

孤独を感じるのです。

 

『もしかして、自分の心の中にある気持ちを、誰も理解してくれないのではないか』

 

これが、孤独感として大きいです。

 

実は、これも、ほぼ全ての人が感じていることです。

 

では、どうすればいいのか。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・一人にならないと、できないことが山ほどある

 

孤独を感じている時にすべきことがあります。

 

それは、一人の時間にしかできないことを『味わう』ことです。

 

『あぁ、孤独だな・・・』

 

この時に、本を読む。映画を観る。音楽を聴く。

 

その時に味わった作品は、沁みます。忘れません。

他の人が気づかないことに、気づけるようになります。

 

精神的に一人の時間を過ごすことは、自分を最も深める方法です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・一人にならないと、人のありがたみがわからない

 

そして、孤独の最たるメリットがあります。

 

それは、人のありがたみがわかることです。

 

もし、数ヶ月の孤独の期間を経験したならば、

その人は『人のありがたみ』を心に刻みます。

 

孤独の時間に、人を思い浮かべるからです。

 

久々に人と会った時、

関わっている時間に幸せを感じます。

 

『話し相手がいること』

『連絡を取り合える人がいること』

『自分という人間と関わってくれる人がいること』 

 

この貴重さを知ることができます。

 

孤独とは、人に対する感謝の念を醸成するのです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

終わりに・・・

 

 

ひとりぼっちに感じても、それは他の人も同じ。

 

そして、自分のことを大切に思ってくれる人が、

孤独の時間を経た後にわかります。

 

その人は、大切な人です。

f:id:watoku55:20180411135924j:plain

その人の存在を、忘れないことです。

 

 

ではまた今度。

『勧誘』をする人は、人生うまくいかない

『勧誘』

 

(辞書的な意味 →すすめ、誘い入れること)

 

 

 

結論から言うと、勧誘をしている人は、人生うまくいきません。

 

または、人生うまくいってない人が、勧誘をしてきます。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・勧誘をする人の特徴と意図

 

 

 

『保険に勧誘された』

『どこどこの会員に勧誘された』

『セミナーに勧誘された』

 

勧誘する側は、どういう意図でやっているのか考えてみることです。

 

例えば、保険を勧誘する人は、『保険に入って欲しい』という意図があります。

 

これは、わかりやすいです。

 

保険販売員は『買ってもらう』という目的を持って、相手を勧誘します。

 

では例えば、自分が通う習い事スクールがあるとして

『紹介してくれた人は10,000円を差し上げます』

というリターンがあるとします。

 

 

そこであなたが、誰かを習い事スクールに勧誘するとします。

 

 

この『勧誘する』行為は、10,000円のリターンがもらえるからやっています。

 

 

つまり、自分のメリットを目的に、誰かを勧誘しているのです。

 

 

『勧誘する人』の本質は、『自分のメリットだけ考えている』です。

 

 

相手のことより、自分のことを考えているのです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ・勧誘された側の心理

 

 

では、勧誘された側の立場を考えてみます。

 

 

先程、習い事セミナーに勧誘されて、入会をしたとします。

 

入会してまもなく『どなたかご紹介いただいたら10,000円差し上げます』と

習い事スクールの人から説明を受けます。

 

 

ここで、『あ!あの人、自分をこの習い事スクールに勧誘したのはこのためか!!』

と気付きます。

 

 

ここで、勧誘してきた人のことを疑います。

 

信用できなくなります。

 

『自分を10,000円のために使われた』と感じます。

 

事実、人脈を利用されています。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・『勧誘』されるせつなさと悲しみ

 

勧誘する人は、自分の人生がうまくいっていません。

 

言い換えると、余裕がありません。

 

だから、自分のメリットだけを考えて行動します。

 

〜〜〜〜〜〜

あまり親しくないけれど、知り合いだった人から久々に連絡が来ることがあります。

 

久々に連絡が来たので会いに行くと、その人の隣に知らない人が座っています。

 

ここで、驚きます。

 

話を聞くうちに、訳のわからない『儲かりますよ』という話が始まるのです。

 

ここで、久々に声をかけて来た人の目的を知って、切なくなります。

 

 

勧誘された側の悲しみは、自分という人間と会うことが目的なのではなく、

利害で声をかけてきただけだったと知ることです。

 

 

勧誘する人は、相手がどう感じるかすら、思いやることができないほど

人生がうまくいってないのです。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・勧誘すると最も大切な『友達』と『信用』を失う

 

全てにおいて大切なことは、信用です。

そして、今いる友達です。 

 

勧誘は、信用を失い、友達を無くします。

 

それが、永遠にです。

 

人を利用しようとした代償は大きいです。

 

一生、信用できないと思われるのです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・自分の運気が下がっている時、勧誘されるから気をつけよう

 

勧誘をされる時、それは自分のメンタルが弱っている時です。

 

会社を辞めた後

お金がない時

仕事をしてない時

不安な時

 

こういう時に、なぜか勧誘されます。

 

 

自分の運気が下がっている時、

同じような運気の低いことが寄ってきます。

 

 

ここが踏ん張りどころです。

 

 

勧誘に、乗らないことです。

勧誘をしないことです。

 

f:id:watoku55:20180408134357j:plain

 

 

 

 

ではまた今度。

 

 

 

 

恩を忘れない人は、人生きっとうまくいっている

まず、この話はすごい。

 

中国の超優良企業の『アリババ』の創業者であり会長である

ジャック・マーのいい話。

 

tamakino.hatenablog.com

 

 

32年前、当時10代の少年だったジャック・マーが

借りたお金を32年越しで返したという話。

(ドル換算で約20ドルの借りに対し、2000万ドルを返したという強烈さ)

 

ここで言いたいのは、金額の大きさではありません。

 

ジャック・マーが、『30年も前の恩をいまだに忘れずにいる』ということです。

 

 

このことは、はっきりと言えます。

 

『恩を忘れる人間は、成功しない』

 

精神論でも、道徳論でもありません。

 

なぜこう言えるか。

具体的に理由を書いておきます。

 

 

・恩を忘れた人間のことを人は信用できないから

・もらったものを返すという基本的な人間の行動原理を持っていない点で、まともな人間はその人と距離を置くから

 

 

これは、自分がこれまでに出会った人、経験したことを振り返ればわかります。

 

 

例えばもし、道路で転んだ人を助けたとして

その相手がお礼も言わず黙って去っていったら。

 

きっと、嫌な気持ちになります。

 

 

例えばある後輩に、親切に仕事を教え、面倒を見てきたにも関わらず、

その後輩が礼も言わず、黙って辞めて消えていったらどう感じるか?

 

 

きっと、その人間を信用しないはずです。

 

むしろ、『あんなやつ、二度と助けてなんかやらないぞ』とさえ思うはずです。

 

 

『忘恩』は、信用を失う行為です。

相手に対する支援を、未来永劫しなくなる行為です。

 

〜〜〜〜〜〜

 

人を助けている側、世話をしている側は、

『オレは世話をしているぞ』なんて面と向かって言えません。

 

そんなに、『自分は与えているぞ』なんて人間は言えるものではない。

 

でも、それは黙っているだけです。

 

世話をした相手がどういう態度でいるかは、

やっぱり見ています。

 

そして、『あぁ、あいつは礼すら言わないのか・・・』とがっかりしています。

 

 

大切な恩師、先輩、お世話になった人、その人たちとここで縁が切れるのです。

 

縁が切れるとは、支援者がいなくなることと同じです。

 

 

忘恩を続けていくことは、

人生において支援者がゼロになることと同じです。

 

支援してくれる人がいなくなった時、それを孤立という。

 

 

孤立した状態は、人生的にはうまくいっていません。

 

 

支援者を持ち続けること、

人から信用されること、

これは、人生で重要です。

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

人生うまくいっている人は、

恩を忘れない。

 

恩を忘れない人は、

人生うまくいっている。

 

 

ではまた今度。

 

 

サラリーマンになることの、3つのメリット

会社に入ってから、『もうイヤだ』という思いを経験した人は多いと思います。
 
早い人は入社して数日で、
遅い人でも数ヶ月して1度は『イヤだ!』と感じるはず。
 
でも、一度『会社員という経験で得るもの』を捉え直して欲しい。
 
 
『会社なんて意味ない!』と思うことは多々あると思いますが、
その中でも、メリットもあります。
 
そこで今回は、
 
・今年、新社会人になった人
・会社を辞めようと思っている人
・会社に入る前の学生
 
の方々に向けて書きます。
 
 
【3つのメリット】
 
1、礼儀やマナーを知ることができる
2、理不尽、不可解、不条理を経験できる
3、人生で大切な『組織の論理』を経験できる
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1、礼儀やマナーを知ることができる
 
 
まず、社会人の世界で持つべき礼儀やマナーを学ぶことができます。
 
これは、正社員として社会人を経た人と、そうでない人では明らかに差が出てしまう点です。
 
これは、社会人として過ごす際の基本部分です。
 
マナーや礼儀なしで過ごすのは
はっきり言って『損する』場面が多くなります。
 
 
現代は、どちらかというと、
昔に比べてマナーや礼儀の必要性が希薄に感じるかもしれません。
 
でも、やっぱりマナーや礼儀は必要です。
 
マナーや礼儀がないと、
ほとんどの大人はまともに相手をしてくれないからです。
 
 
『マナーや礼儀なんかより、実力で勝負します!』
という意見があったとしても、
 
それ以前に『勝負の土俵にすら立てなくなる』可能性がある。
 
 
とりあえず、会社に入ったら、マナーや礼儀は叩き込まれます。
 
 
これは、サラリーマンになることの大きなメリットです。
 
会社に1年でも居れば、マナーや礼儀の感覚は身につくはず。
 
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
2、『理不尽・不可解・不条理』を経験できる
 
 
サラリーマンで最もつらく、同時に最も鍛えられるのは
『理不尽・不可解・不条理』の経験です。
 
 
これが、きついのです。
 
まさに、サラリーマン力の本質です。
 
 
会社では、いろんなイヤなことがあります。
 
・帰り間際に仕事を振られる
・上席が帰らないから自分も帰るに帰れない
・間違っているのに正しいと言わなければならない
・何度となく資料作成をやり直しさせられる
・お客さんからとんでもないクレームを受ける
 
・・・挙げればきりがないです。
 
 
とにかく、学生時代とは比べものにならないくらい、理不尽のオンパレードです。
 
(とにかく辛いです…)
 
でも、これが人間を鍛えます。
 
 
『サラリーマンを3年続けた』という人がいるならば、
それだけで、その人は何かを乗り越えています。
 
会社員を経験してない状態の人と
ここで圧倒的な差がつきます。
 
 
サラリーマンになってからの3年間は、
人生のあらゆる『大変なこと』が詰め込まれます。
 
 
それを乗り越えた経験は、
その先の人生を生きる上で大きな力になる。
 
これは間違いありません。
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
3、人生で大切な『組織の論理』を経験できる
 
 
最後に3つ目『組織の論理』これを知ることができる点も重要です。
 
サラリーマンで出世に必要な力は何か。
 
 
それは『組織の論理を理解し活かす力』です。
 
 
『能力や知識』ではありません。
 
 
なぜなら、これには明確な理由があります。
 
『あなたを出世させるのは、強い決定権を持つ上司である』からです。
 
ポイントは『強い決定権を持つ』ということ。
 
 
組織の論理とは言い換えると
『決定権や影響力の大きい人間によって運営が進む』ということです。
 
 
これはつまり、
 
『決定権や影響力の大きい人を素早く見極める力』が必要で
『いい人だけど力のない上司についていっても出世できないこと』を知る必要がある。
 
 
そして、決定権や影響力の大きい人から、認められる必要がある。
 
現実論でいうと『好かれること・可愛がられること』が必要になる。
 
 
(これは、『ごますり』という表面的な力ではなく、もっと人間のことを理解し行動する力)
 
 
『組織の論理』の理解なしに、出世はできません。
 
 
これが、会社にいることでイヤでも学べるのです。

 
大事なので繰り返します。
 
出世は能力ではない。
 
組織の論理を知り、適切な人の元につき、適切に動く。
 
 
これが必要です。
 
 
この『組織の論理』を理解しないまま過ごすと、
先の人生で損することが多いです。
 
 
この話は『社内遊泳術を学んで出世しろ』という表面的なスキルの話ではなくて、
 
『会社・組織・チームの論理を知って、適切に動き、自由度の高い状況を作らないと一生苦労するよ』
という現実論を伝えたいだけです。
 
 
能力があっても、鳴かず飛ばずで人生を苦労する人が山ほどいます。
 
 
組織の論理を学ぶべき時に学ぶ。
 
 
これは、大切です。
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
以上で終わります。
 
 
最後に一言。
 
 
会社員で学ぶべきことを学んだら、さっさと会社を飛び出そう。
 
 
会社や組織に染まって人生を捧げることのないよう。
 
 
みなさまが、自分が自分である人生を過ごせることを願っています。
 

 (サラリーマンを脱出したいと思った折に読むべき)

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

 
 
ではまた今度。