仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

スゴい、クリニック

インフルエンザワクチンを摂取するために、クリニックにいきました。


今年は、会社指定のクリニックでなく、
自主的にクリニックを探していくことに。


たまたま、開院して間もない新しいクリニックが会社近くにあったので、
適当にそこに決めました。


そのクリニックは、オシャレにデザイン設計されたビルで、10階建ての8階にありました。
下の階は、オシャレな小売りのお店が入っています。

 

ビルのエレベーターに乗り、クリニックの階へ。


エレベーターの扉が開くと。
そこには、とんでもない世界が広がっていました。


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1、ガラス張りかつ広々開放的なフロア


2、ふかふかソファとアロマと温かみある照明とお洒落なインテリア


3、ホテル並の接遇サービス対応

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これらは、いままでの「病院」「医院」のイメージとは
かけ離れた世界でした。


1、ガラス張りかつ広々開放的なフロア

病院の待合室のように、白い壁で狭く閉鎖的な世界とは対照的。
「病院」というイメージを払拭する世界。


2、ふかふかソファとアロマと温かみある照明とお洒落なインテリア

待っている時間が優雅で楽しくなるような気分にさせる。
白い蛍光灯の下で暗い色の固いソファでの病院の待合室、とはまったくの別世界。
病院の待ち合い室を過ごすと、それだけで病人になってしまう。
その暗さがない、という世界。


3、ホテル並の接遇サービス対応 

この点が、最も感動的。
患者を「ひとりの人間」として扱う。
相手をおもてなしする姿勢が徹底されていた。
しかも、すべてのスタッフさんに。
作業のようにさばいていくような接遇とは対照的。

もう、本当に驚きました。


いままでぼくは、 病院やクリニックは設計設備や接遇サービス面で
ホスピタリティやサービス精神に力を入れているところだとは思っていませんでした。


病院やクリニックは普通、病気になったら仕方なく、施設やサービスが悪くても行かなければならない。だからサービスなんて期待してはいけないと思っていました。


でも、いまは違うんですね。
(個人的に病院は、ずっっっと行っていなかったので知らなかっただけなのかもしれんですが)

市場原理が働いているんだと感じました。


医療施設に市場原理が働くと、病院やクリニックのサービスがよくなる。
そして、患者さんが元気になるだろうなと、感じました。(単純すぎるか)
この日体験したことによる、素直な実感です。


市場原理が働けば病院やクリニックは必然的に、利用者にとって心地よい場所になるための努力をするようになる。

 

「病院」という空間自体に漂っている負の雰囲気が、変わっていってほしい。

ではまた今度。