仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

人の、ありがたみ

『ゼロ』 堀江貴文 著  

読みました。

 

「孤独を通して初めて、人の本当のありがたみがわかる」


この本を読んで、そう感じました。

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堀江さんが独房に収監中、
ライブドア社員からの色紙を渡されて号泣した場面があります。


閉じ込められた世界に長く居た時。
孤独に押しつぶされそうな時に、
元社員からの手書きメッセージを受け取ったのでした。


そして
「すべてを失ったつもりでいたけど、何も失っていない。
 僕にはこんなに熱くて、こんなに最高な仲間がいるじゃないか」


という言葉を、堀江さんは言っていました。


ここにぼくは、本当の「人のありがたみや意味」を見ました。


人のありがたみは、
孤独を通して初めて深く感じられるんだと理解しました。

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 堀江さんは、こう言っています。

「孤独だから、寂しいからといって、
他者やアルコールに救いを求めていたら、一生誰かに依存し続けることになる」
 
孤独や寂しさを紛らすために、
人といつも居たり、お酒で忘れようとしたりすることは
本質的には何も解決しません。


逆によけいに、寂しさや空しさがこみ上げてきます。


孤独を避けようとする手段に逃げていると、
本当の「人のありがたみ」はわかりません。

 

孤独の時に初めて、人とつながっていることのありがたみを深く感じられます。

 

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孤独はどんな人にも経験されます。

 

ひとりの時間は、誰にでもあります。 

その、孤独の時間が嫌だからといって紛らわせてしまわないこと。


先送りしても、いつか必ず孤独に直面します。

 

そのときにしっかりと自分と向き合っていないと、孤独に押しつぶされます。

 

逆に、ひとりの時に自分としっかり向き合っていれば、寂しさを乗り越えられる。

それから、本当の人のありがたみに気付ける。

 

孤独の底を経た後に出会った人・出会い直した人には、

本当のつながりを感じられます。

 

おそらくその時に、

一生大切な人との出会いを感じられます。

 

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孤独の意味は、「人間のありがたみを知る」ことです。

 

もしいま孤独であるならば、

それは、本当に大切な人に出会うための準備期間、ではないでしょうか。

 

 

ではまた今度。