仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

好きな人の、なにを変える必要があるんだ

好きな人に対して、
「そこがダメ」
「こうして欲しい」
「なんでそうなの」
と思うのは、本来ありえません。

本当に「好きな人」に対しては、相手を変える必要がないからです。

相手になにかの批評や条件が入ったら、
それは、相手が本当に好きなのではありません。 

どんなに欠けているところがあっても、
できないところがあっても、
ダメなところがあっても。

「まったく構わない」
「それでもいい」と思える。

それが、「好き」ということです。

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◆どんなに要望通りにしてきても、その相手に魅力を感じはしない


じぶんの要望にすべて応える人がいたとしても、
その人を好きになることはありません。

要望に応えてくれるところを、
好きになるわけではないからです。

「マイホームにしてくれたら、結婚してあげる」

付き合っている相手がもしそう言ってきたら、相手は自分を好きではありません。

「マイホーム」という
条件を見ているだけです。

たとえ相手がマイホームを買ったとしても、
また次の条件が来るだけです。

根本的なところで好きだと感じていないから、
その他の条件が出てくるのです。

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「好きな人」に対する唯一の条件は、
「一緒にいられること」です。

それ以上のものはありません。


もし、「その他の条件」が優先されているなら、
「好きな人」ではないと思った方がいい。


なにを優先するかは人それぞれの選択なので
「良い悪い」という話はしません。

ただ、相手に対してその他の条件が出てきたり、
相手の性格の気に入らないところを並べたてたりしているとしたら、
それは相手を本当に「好き」だとは思っていない。

そこを言いたいんです。

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◆「その人といることが幸せ」に、勝るものはない


共にいるだけで穏やかな気持ちになれる。
その人を心に浮かべると心強くいられる。
生きるエネルギーが湧いてくる。


「好きな人」は、その人の存在そのものに意味があります。


「マイホーム買ってあげるから」
「要望に応えるから」
「性格直すから」

好きな人を前にして、
そんな条件はいりません。

条件なんて超越します。

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なにが本当に幸せなのかを、
冷静に考えてみることです。

相手に対してへんな要望が湧いていないか。
 相手に足りないものばかり見ていないか。
  焦りとか不安から相手を選んでいないか。


相手といる理由が、
「マイホームがあるから」だったら、
マイホームがなくなったらおしまいです。

「マイホーム買ってくれたら結婚する」
それは心の声なのか。

「アタマで考えた幸せ」ではないですか。


もっと、じぶんの心の実感を見ることです。

相手がいることで、
じぶんの心が温まっているかを見つめることです。


じぶんの心の実感は、
真実に違いないです。


人間関係は、
取引ではない。
見栄ではない。
焦りや不安から作るものでもない。

本来は、
温かいものです。


ではまた今度。