リーダーは、場の雰囲気を良くすること
雰囲気を守るのは、リーダーの仕事です。
雰囲気を悪くしたら、チームの各員がよくない方向に進んでしまいます。
リーダーは、雰囲気を保つことです。
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◆ピリピリした雰囲気は、チーム全体の生産性を下げる
上に立つ立場の人で以前、ピリピリした雰囲気を作る人がいました。
なにか良くないことが起こると、リーダーであるその人が一番に、チームの雰囲気をピリピリさせるのでした。
それまで和やかにしていた雰囲気が、突然、ピリピリするのです。
ピリピリすると、落ち着かない感じになって、神経が張り詰められます。
ストレスを感じます。
そんなとき、チームの生産性は下がるのです。
「ピリピリしている時、生産性は下がる」
これは経験則としても実感できるし、科学的にも証明されています。
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◆雑談は、雰囲気を良くする
ポイントは、「ピリピリしないこと」「ストレスを感じないこと」です。
別の言い方をすると、「リラックス」「楽しさや笑い」です。
チームの生産性を上げるには、雰囲気を良くすることです。
具体的な方法の一つは、雑談することです。
「雑談」は、和やかな雰囲気のときにしか生まれません。
そこは、リーダーが率先して、雰囲気を作ることです。
リーダー自身から話しかける、または、雑談しやすい雰囲気を作ること。
もちろん、限度はわきまえた上で。
チームの雰囲気の良さは、仕事をする上でバカにできないのです。
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◆いい雰囲気を作るリーダーに、ついて行きたいと思うのが正直なところ
「雑談する奴は仕事をしていない!」
「仕事中に笑うような奴はサボってる!」
という考えは、チームの生産性を明らかに下げます。
そんなリーダーに、人は(特に女性は)ついていかないのです。
どんなに仕事ができていても、人間関係にリラックスの余地が入り込まないのは、尊敬できません。
リラックスのないピリピリした雰囲気を作ることが、リーダーだと勘違いしているのです。
もっと、一人ひとりを見ることです。
人間の普通の心理を感じることです。
人は、リラックスできて楽しさや笑いのあることが好きなはずです。
リーダーは、「人間」を見ることが仕事。
ではまた今度。