「尊敬する人」と「反面教師」 を、使い分ける
身近な人で、「この人は残念」という人、また「この人スゴい」という人がいます。
この「残念だと思う」と「尊敬する」の二つを使えば、出会うすべての人の意味が変わります。
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◆「なんだこの人は」と感じる人も、学びにできる
仕事をしていると、社内でも社外でもお客様でも、あらゆる人と関わります。
これが、いいのです。
仕事場に出ているすべての人は、否応なく人と関わります。
しかも、仕事場においては、自分が関わりたい人とだけ関わることなんてできません。
普段なら関わり合わないであろう人と、無限に関わるのです。
これは、「気付き」「学び」「発見」だらけです。
よく考えると、素晴らしいことです。
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◆仕事をしていると、それがどんな仕事であれ、どんな立場であれ、大いに学べる
仕事をしていると、人間関係においてとてつもなく学べます。
自分自身の経験ですが、学生時代には「関わりたい人だけ」「気の合うコミュニティーだけ」で過ごしていました。
そこから社会に出て、学生時代とは違う人との関わり方の世界になってから。
学びの量が、明らかに変わりました。
学生から社会人に変わる時の大きな違いは、この「人間関係」だと思っています。
このカルチャーショックは、最初は、とてつもなく大変でした。
でも、だんだんと社会で働くうちに、あらゆる人との関わりから学んでいることに気付くのです。
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◆すべての人が、学びになる
上司、同僚、部下、先輩、後輩、親、兄弟、、、
それがどんなに近い関係性であれ、すべての人が「いい人」「尊敬する人」であるとは限りません。
逆に、近い関係性であるほど「なんで?」と思うことがあったりします。
でも、ここからです。
思い通りにいかない人との出会いは、「学びの機会」というサインではないかということです。
「この人やだな。やんなっちゃう」「なんで私はこんなにつらいの」からもう一歩、進んでみることです。
「こんなことしてはいけないんだな」「自分はしないでおこう」「これはイヤだな」と、実は大切なことを学んでいるということに気付けるかどうかです。
近い関係性の人は、自分のテーマなのではないかという意識でいると、すべてが学びになるのです。
「反面教師」という出会いは、「いやな人」という一面だけでみるよりも、「学びのテーマ」というちょっと気の利いた見方をする方がプラス大です。
いい人もイヤな人も、その人がいなければ生涯、そのことが学べなかったかもしれないのです。
ではまた今度。