おかげさまで今の自分がいる、と「言う側」になる
「あなたがいるおかげで、今の自分がいます」と言われたら嬉しいです。
人からは「あなたのおかげで」と言われたい思いがあります。
でも、「言われたい側」に意識が向きすぎると、
自分の周りにいる「おかげさま」の存在に気づけなくなります。
「おかげさまで助かっています」
「あなたのおかげで自分の今があります」
と言う側。
言われる側より先に、言う側になることで、もっと楽しくなれます。
〜〜〜〜〜〜〜〜
◆「ありがたい」と思う習慣
悲しいことがあった時、
1人でクヨクヨと考え込んで落ち込んでしまいます。
そんな時、話を聞いてくれる人がいたり、
気持ちを汲んで温かく見守ってくれたりしたら、
救われる思いがします。
「ありがたいな」と、相手に対して素直に思えます。
それから、実際に会っていなくても、話していなくても、
見えない所で見守ってくれている人もいます。
この存在に気づけるかどうかです。
「感謝されたい」
「なんで感謝されないの」と、求める意識を持つよりも、
「あぁ、ありがたいよね」と、感じる方が幸せで楽しいです。
これは、「意識と思考習慣」しだいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆すでに、存在している。あとは気づくだけ
応援者は、「私はあなたを応援してるよ」と声に出してくることは、ほとんどの場合ありません。
また相手は「私の応援に気づいてよ」なんて、言えるわけがないのです。
だから自分が、応援してくれる人に気づいていくしかありません。
見えない応援者を、追いかけていって見つけ出していくくらいの意識が必要です。
〜〜〜
「影響を与えていこう」「感謝されたい」という方向性の意識も必要です。
でも、「与えられている」「感謝しにいこう」「おかげさま」という意識はもっと必要です。
『悲しくて落ち込んでいる時に、話を聞いてくれたよね。ありがとう』
そういう気づきがあると、心豊かなのです。
ではまた今度。