乾杯の前に話が長いと、嫌がられる
乾杯前は、みんな早く乾杯したいのが本音です。
そこで、「ちょっとひと言だけ挨拶を・・・」
と言って5分以上話が続いたら、それだけでテンションが下がります。
大勢が集まった会では、
人の話なんてあまり聞いてないのです。
そんな中、話が長かったらそれだけで空気を読んでいません。
逆に、挨拶が非常に短くて、すぐ次にいける人は、
拍手喝采です。
話が短いだけで、好かれるのです。
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◆話が長いのは、ちょっとした拷問
以前、社内行事がありました。
100人に近い人がホールに入って、
演壇に立つ人の話を聞くというものです。
5時間以上、固くて座り心地の悪いイスに座って、
じーっと話を聞くのです。
面白い話を聞くならまだ耐えられます。
でも、その時は違いました。
面白くないのです。
一人ひとりが長い時間話していく。
これは、つらいものがありました。
長い話を聞くことは、
けっこうキツいことなのです。
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◆話が長い人に「話長いよ」なんて言えない
みんなの前で話をする人は、
たいていがエラい人です。
下の立場の人が、
みんなの前に立って話をする機会はほとんどありません。
だから、話が長い人に向かって「話長いよ」という機会はほぼないのです。
年長者、上席、格上の人に「話長いよ」とは言えません。
つまり話をする側は、
誰かに「話長いよ」と言われて気づくことができないという宿命があります。
自身で、気づくしかないのです。
ここが、話の長い人が、短くなりにくい理由です。
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◆話が短いと、賢く見える
話をスパッと切れよく短く終わらせる人は、
かっこいいです。
賢く見えて、思いやりを感じます。
話の長さと思いやりの量は、反比例の関係です。
話が短い人は、聞き手の気持ちがわかっているのです。
どんなに整った話も、
切れのある短い話には勝てないのです。
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聴衆が、なにを感じているかを汲み取ることです。
コップを持って、いざ乾杯しようとする時に、
長い話をされる時の幻滅を忘れないことです。
難しいことはないです。
ただ、話を短くすればいいだけです。
言いたいことの9割を、捨てればいいのです。
ではまた今度。