仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

どん底に行くことで、エネルギーに溢れる

どん底に行くこと。
 
これは、マイナスではありません。
すごくいいことです。
 
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そこそこ幸せな人は、そのまま現状維持です。
 
 
たとえばそこそこお金持ちの人は、お金にそこまで頓着していません。
 
でも、お金がない状態だと、すごくお金のことを考えます。
 
親が経済的に豊かではない時、
子供ながらに「お金どうしよ」と考えます。
 
「なんとかしなくちゃ」「勉強しなくちゃ」と考える。
 
エネルギーが湧く。
 
なにかが「無い」時、
ハングリー精神というか、向上心というか、
内側から湧いてくるものがあります。
 
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恋人(結婚とか出会いとか)についてもたぶん同じです。
 
 
いる時は、いつでも会えるし、いつも会ってるし、なんとなく満たされているから、
考え過ぎたりはしません。
 
 
でも、いない時は、「付き合うには、モテるには、出会うには」と考えます。
 
時に、焦ったり、一喜一憂したり、悩んだりする。
 
でも、一方で、努力する。
 
人一倍、自分を磨こうとする。
(正しいエネルギーの方向性に向いている限りにおいて)
 
この、一見遠回りしている時期が、いいのです。
 
「そこそこ幸せ」な状態だけでは得られない深みも備わるし、
なによりエネルギーが高まります。
 
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言いたいことは、
「そこそこ満たされている時にはそんなにエネルギーは湧かない。
でも、無い時はそのことをすごく考える。エネルギーが湧く」ということです。
 
この「無い」ことのエネルギーは、活かし甲斐があるのです。
 
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養子で、貧しい両親に育てられ、大学中退し、アップルから一度追い出され、ガン宣告され、余命半年以下と言われ・・・
とてつもなく「無い」ものづくしです。
どん底の極致です。
 
でも、だからエネルギーに溢れていたのです。
 
「stay hungry」でいられたのです。
 
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どん底経験はきっと、なにかを得る準備段階です。
 
 
ではまた今度。