仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

恩を忘れない人は、人生きっとうまくいっている

まず、この話はすごい。

 

中国の超優良企業の『アリババ』の創業者であり会長である

ジャック・マーのいい話。

 

tamakino.hatenablog.com

 

 

32年前、当時10代の少年だったジャック・マーが

借りたお金を32年越しで返したという話。

(ドル換算で約20ドルの借りに対し、2000万ドルを返したという強烈さ)

 

ここで言いたいのは、金額の大きさではありません。

 

ジャック・マーが、『30年も前の恩をいまだに忘れずにいる』ということです。

 

 

このことは、はっきりと言えます。

 

『恩を忘れる人間は、成功しない』

 

精神論でも、道徳論でもありません。

 

なぜこう言えるか。

具体的に理由を書いておきます。

 

 

・恩を忘れた人間のことを人は信用できないから

・もらったものを返すという基本的な人間の行動原理を持っていない点で、まともな人間はその人と距離を置くから

 

 

これは、自分がこれまでに出会った人、経験したことを振り返ればわかります。

 

 

例えばもし、道路で転んだ人を助けたとして

その相手がお礼も言わず黙って去っていったら。

 

きっと、嫌な気持ちになります。

 

 

例えばある後輩に、親切に仕事を教え、面倒を見てきたにも関わらず、

その後輩が礼も言わず、黙って辞めて消えていったらどう感じるか?

 

 

きっと、その人間を信用しないはずです。

 

むしろ、『あんなやつ、二度と助けてなんかやらないぞ』とさえ思うはずです。

 

 

『忘恩』は、信用を失う行為です。

相手に対する支援を、未来永劫しなくなる行為です。

 

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人を助けている側、世話をしている側は、

『オレは世話をしているぞ』なんて面と向かって言えません。

 

そんなに、『自分は与えているぞ』なんて人間は言えるものではない。

 

でも、それは黙っているだけです。

 

世話をした相手がどういう態度でいるかは、

やっぱり見ています。

 

そして、『あぁ、あいつは礼すら言わないのか・・・』とがっかりしています。

 

 

大切な恩師、先輩、お世話になった人、その人たちとここで縁が切れるのです。

 

縁が切れるとは、支援者がいなくなることと同じです。

 

 

忘恩を続けていくことは、

人生において支援者がゼロになることと同じです。

 

支援してくれる人がいなくなった時、それを孤立という。

 

 

孤立した状態は、人生的にはうまくいっていません。

 

 

支援者を持ち続けること、

人から信用されること、

これは、人生で重要です。

 

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人生うまくいっている人は、

恩を忘れない。

 

恩を忘れない人は、

人生うまくいっている。

 

 

ではまた今度。