人生初のスピーチ体験から学んだ、たった一つのこと
何年も前の話。
大学生の時に、40人ほどの人たちの前で、10分間ほどスピーチをしました。
ぼくは子供の頃からそのスピーチをするまで、人前で話すとか、思ったことを伝えるという経験がほとんどなかったんです。
でも、本当は伝えたいことは山ほど抱えていました。
伝えたいことは山ほどあっても、人に言う機会はないし、突然話し始めるわけにもいかないから、心の中にしまうばかりでした。
心の中では密かに、誰かになんらかの影響を与えられたらなと思っていました。
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そして、スピーチを終えて。
この日ぼくは、人生で最も大きな喜びを経験した気がしました。
それは二つの喜びです。
◆自分の「伝えたいこと」を言葉で人に伝えること
◆「伝えた」あとに、スピーチを聞いて頂いた人からメッセージを頂いたこと
これまでの何よりも、嬉しく感じたことを今でも鮮明に覚えています。
その時に頂いたメッセージは、今でもとってあるくらいです。
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この経験からぼくは、伝えることの喜びを知りました。
そしてそれ以上に、相手に良い影響を与えることができたときのとてつもない喜びを知ったのです。
•相手の困っていることを解決できる
•好きな人が元気になる手助けができる
•言葉で誰かに生きる知恵やエネルギーを与えられる
これらの喜びは、とても強いと知りました。
今回言いたかったことは、
「人間は、人に影響を与えることが嬉しい」ということです。
•相手に、良い影響を与える機会を持つ
•相手に、良い影響を与える機会を持たせる
大事なのは二つ目、「相手に機会を持たせる」こと。
自分だけではいけない。
相手も、ぼくがそうであったように、何かを伝えたいものを持っているんじゃないかな。
ではまた今度。