仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

「歴史」を知ることは、じぶんを強くする

親と話す時間がありその中で、祖父の話になりました。

祖父がどういう人生を歩んだか。
どんな人間だったか。
様々なエピソードを聞きました。

祖父についての話を聞いて思ったこと。

それは「歴史」について知ることの大切さです。

この件について。


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◆祖父の「時代」のことを知る


祖父は、戦争に行っています。

戦地で、何度か死にかけた経験をしたそうです。

銃を突きつけられて、殺されかけたこともあるといいます。

極めつけは、敵国に駐屯している間に敗戦となった時。

自国の人たちが敵国から殺される中、
ぎりぎりのところでなんとか、逃げてきたといいます。

 

『死ぬか生きるかの世界に居たんだ・・』


今じぶんが生活する感覚と全く違う時代に生きた祖父を知って、
ハッとする思いでした。

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◆祖父の「生活」のことを知る


祖父が帰還してから、当時は食べ物がありません。

食べていくために、
親戚から買い取った芋を、
やきいも屋として行商していたといいます。

 

食べ物がないときは毎日、

芋だけで過ごしたとか。

 

とにかく戦後の当時は食べ物がなかったそうで、

食べていくのにもやっとだったというリアリティある話を聞きました。


これもまた、現代の仕事の感覚と違う、
当時の時代に生きる祖父の様子を知ることとなりました。

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◆あらゆる人の生きた道(歴史)が、じぶんを成り立たせている


祖父の生きた時代といっても、
実際は数十年前の話です。

たった数十年前の差で、
まったく違う世界を経験している。

 

九死に一生の波乱の人生を歩んでいる。


で、その時その時の時代に生きた人のお蔭で、
いまのじぶんがいる。

こんなこと、当たり前なことですが、

今のじぶんが在ることは、実はすごいことなんだなと。


祖父の話を聞いたとき、
じぶんの今が、少し大切なものに見えてきました。


じぶんという1人の人間は、
じぶん以外のあらゆる人がいなかったら全然成り立たない。

 

激動の人生を歩んだ人の積み重ねが、今につながっている。

こういう感覚、大切です。

 

ご先祖様に思いを馳せることや、

歴史を知ることは必要です。

今のじぶんは、ただなんとなく成り立っているわけではないとわかるからです。

 

 

日常のこと、身の回りのことに悩んだ時、

目に見えないものを意識する感覚を少しでも持っていること。

 

それだけで、世界の見え方がちょっと変わるんじゃないでしょうか。

 

歴史を知ることは、

じぶんを強くしてくれる。



ではまた今度。