仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

褒められること•認められることを目指すと、行き詰まる

褒められることは、嬉しいです。
認められることも、嬉しいです。

でも、それを行動のモチベーションにしてしまうと、たぶん行き詰まります。

なぜなら、「褒められないからもうやめた」「なんで認めてくれないの」と、相手に依存してしまうことになるからです。

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◆「他人から与えられるもの」を報酬として求めると続かない

学校でいい成績が取れた時、褒められました。

褒められたらやっぱり嬉しい。

でも、褒められないと、「なんで褒めてくれないの」という思いが生まれました。

どうしても、相手の反応を求めるようになるのです。

自分の努力の結果を、他の誰かの反応に求めてしまうと必ず、思うような反応が来ないことを悩むのです。

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◆喜びは、相手の反応に依存してはいけない

褒められたり、認められたりすることは、誰でも嬉しいです。

でも、褒められたり、認められたりすることは、日常生活では稀です。


たとえば、、、

仕事で電話を誰よりも先に取る。
誰にでも自分から挨拶する。
不機嫌でいない。
ダイエット中で、ケーキを我慢できた。
通勤で毎日、30分自転車で通っている。
仕事終わりにひとりで本を読んで勉強してる。
•••etc

日常生活の、自分自身の行いは、必ずしも褒められたり認められたりしません。

褒められないことだらけです。


だから、そこに他人からの報酬や承認を求めても、無理があるのです。

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◆努力は、自分自身が見ている


自分がやったことは、自分がいちばん見ています。

ということは、自分がしたことを自分自身で褒めていくところに、無限の喜びがあります。

「いつも挨拶してるじぶんって、いいよね」
「本を読んで勉強してるじぶん、やるね」
「キレそうなところでキレなかった。じぶんカッコいいな」

これは、他人からの評価や報酬ではありません。


自分自身の「美学」「美意識」です。

「こんなことしたらカッコ悪い」
「こうしたらカッコいい」という、じぶんの生き方です。


究極、じぶんの人生を生きることは、じぶんの美学や美意識に従って過ごすことです。

報酬や評価、モチベーションや喜びは、他人から与えられるものではなく、じぶんの中にあるのです。

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◆依存は、続かない。自立は、永遠。


自分以外のものに頼ると、行き詰まります。

思い通りにいかないものを、思い通りにしようとするから、思い通りにならないことに悩むのです。


なにかの評価や報酬ばかり追いかけていると、それが常に移り変わっていき、最後には破綻します。


自分の中にある美意識とか美学、生き様を見直すことです。

「これやってる自分、捨てたものではないね」と、自分の中で自分にご褒美を見つけることです。



ではまた今度。