仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

悲しみの中にいる人には、そっとしておいてあげる

悲しみの中にいる時、余計な言葉はいりません。


逆に、構わないで欲しかったりする。


一定の時間は、そっとしておいて欲しい時間もある。


つらいときには、関わらないことも、優しさです。


ましてや、こちらには全く関係のないような自分の話をしたりしないで欲しい。


聞くに堪えないこともあるのです。


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優しさとは、構うことではない。


そっとしておいてあげること、落ち着くまで静かにしていること。


そして、落ち着いてきたら、黙って側にいてあげる。


特別に、何かをしなければいけないなんて、そんなことしなくていい。


これが、一段上の優しさ。


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ある日、個人的に大切な人に不幸が起きた時。
その話をある人に伝えました。


すると、伝えた相手から数時間後の夜に、「遊び」の話をして来ました。


切なさとは、こういうことだと実感しました。


気を使って、こちらを明るい気持ちにしようとするわけではない。


ただ、自分の話をしてくるだけでした。


これは、悲しかった。


言わなければよかったと後悔しました。


せめて、静かにしていて欲しかった。


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つらいことが起きている相手がどういう気持ちでいるかを想像したときに、
そっとしておく、という態度を取るのは優しさです。


立ち直るまでに時間がかかる問題がある。
気持ちを切り替えるまでにじっとしておきたい期間がある。


難しいけれども、そういう時に取るべき態度というものがある。


「そっとしておいてあげる」という態度は、優しさを感じるのです。

 


ではまた今度。