「変わらない」ことを、人は選んでいる
この本は最高でした。
「自分を変えたい」思いと、「変われない自分」という現実について。
このテーマから、とてつもない気づきを得た一冊でした。
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自分の人生を変えたいけれど、なかなか変えられない。
本当はダメだとわかっているけど、変われない。
もっと幸せに、明るく、楽しく、生きたいのに。
その方向に行けるように、今の自分から生まれ変わりたいのに。
結局は、変わらない方を選ぶ。
なぜ、「こうありたい」「こうしたら良くなる」とわかっているのに、自分を変えないのか。
その理由は、「これまでと同じ」自分でいれば、目の前の出来事にどうやって対処すればいいかある程度わかるから。
今までと同じ選択をし、同じ性格、同じ反応、同じ解釈でいれば、同じような結果がくるから。
慣れていて、ラクだから。
だから、変わらない。
「どう対処すればいいかわからない。予測がつかない。今までと違う」
そんなの怖くて、不安で、対処できなそうで嫌だ。
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「あんなふうになりたい」「変わりたい」と思っても変わろうとしないのは、「今の自分が一番都合のいい状態」だから。
今の自分の「考え、解釈、思考、性格、選択、反応」など。
すべては、自分が選んでいる。
他の誰か、他の何かの原因、それによって変われないのではない。
無意識の、心の奥深くに、自分を定めていて、それにかなう自分となるために、すべてのことを選びながら生きている。
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いま、どんな立場で、どんな心持ちで、どんな地位で、どんな人間関係で、どんな精神状態でいるか。
それらが、「100%自分が選んでる」としたら。
(こんな、希望に溢れたことはないです。「自分がすべて選んでる」としたら、「自分がすべて決められる」ということなのだから)
とにかく、すごいです。
ではまた今度。