目の前に居る人を、大切にするだけでいい
今まで繋がっていた関係の人が離れていった。
疎遠になった。
会わなくなった。
今までの人間関係が失われていく時、
それをマイナスに考えてしまうことがあります。
長い間、共に時間を過ごしてきた人。
数少ない親友。
なんでも話せる人。
そういう関係性であるほど、
関係が失われていくことに寂しさ、切なさ、孤独を感じてしまう。
場合によっては、離れて行ったり、いなくなったりした人を、追いかけようとする。
でも、そんなことはしなくていい。
なぜなら、人間関係が失われていっても、
目の前にはいつも人がいるからです。
目の前の人を大切にしていけばいいのです。
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◆前の人間関係を、目の前の人に持ってきてはいけない
もし友達が「私には親友がいたけどいなくなったんだよね。本当の友達がいない」
と相談してきたらつらいです。
目の前にいるじぶんは、なんなんだろうと思います。
付き合っている相手から「前の恋人はここがよかった…」なんて話を聞いても、
いい気持ちはしません。
目の前のじぶんはどこに行ったのかと切なくなります。
部下が上司に向かって「前の上司はこうしてくれたのに」と言ってきたら、
上司の立場がありません。
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以前の人間関係を、いま目の前の人に持ってきたら、
目の前の人に失礼です。
以前の人と比較されること、
目の前にいる自分をないがしろにされていること、
そこに、悲しみがあるのです。
目の前の人を、大切にすることです。
常に、いま、そこにいる人が大切にすべき人です。
別れても、いなくなっても、失っても、疎遠になっても、裏切られても。
いま、目の前に人が居てくれることのありがたみを、感じることです。
ではまた今度。