仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

新入社員がしなければならない5つのこと

1:マナーは早く身につけよう

2:新卒1年目は即戦力ではないから、仕事の成果を焦らないようにしよう

3:周りや会社と調和しよう

4:仕事を覚えたら楽しくなるが、それまではきついと知っておこう

5:あまりに我慢しない、無理しない。自分の人生を会社に売ってはいけない

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1:マナーは早く身につけよう

例えば、社会に出ると挨拶できない人を大人は不快に思う人がいます。

年配者はタメ口を嫌い、敬語を良しとします。

言葉遣い、挨拶、お礼など、当たり前のことができることを、大人は求めます。

特に、会社に入ったら取引先とやりとりがあります。

ここで、最低限の礼儀・マナーがないと、取引先に失礼になるのです。社会人・取引先との関係は、最初に礼儀やマナーがないと、まともに相手にされません。

ここは、早く身につけておくとスムーズです。

(礼儀やマナーでつまづいて、会社を辞める人が多いのです)

 

 

2:新卒1年目は即戦力ではないから、仕事の成果を焦らないようにしよう

新入社員は、仕事ができません。先輩や上司も、成果は求めていません。

上司は若手に対して『足手まといになるなよ』というのが、最低ラインです。

それ以上のことは、求めていません。

新卒で入社すると、すぐに仕事で成果を出さないといけないと焦る人がいます。

それは、間違っています。新卒は、成果よりも『調和』が先です。

仕事の成果は、焦らないことです。

 

 

3:周りや会社と調和しよう

会社に入ることは、同僚や先輩や上司と一緒に仕事をすることです。

一人では、絶対に仕事はできません。

周りと協力する必要があります。そのためには、周りと調和することがまず重要です。

具体的には、人間関係を良くすることです。

仕事は、人間関係で辞める人がほとんどです。仕事の内容ではありません。新入社員は特にそうです。

 

優先順位は、間違いなく『人間関係を良くすること』です。そのために、礼儀・マナー・挨拶・敬語・素直さなど、基本的な要素が大事になってきます。

間違った努力は、仕事の成果を焦るあまり、人間関係を粗末にすることです。周りより抜きん出ようとして、人間関係を雑にする人は長続きしません。

『飲み会にたくさん出よう』といった話ではありません。マナーをもって、会社の人と普通に仲良くする意識でいればOKです。

 

 

4:仕事を覚えたら楽しくなるが、それまではきついと知っておこう

仕事を覚えてない段階は最も辛いです。自分の無力感を味わいます。また、焦ります。たくさん覚えることもあるから、頭がいっぱいになります。

とにかく、最初は大変です。

学生から社会人になるというカルチャーショックは、全ての人が経験します。辛い段階が入社して1年目なのです。

ここは、辛いことが当たり前だと知っておく必要があります。『自分だけ、こんなに辛いんじゃないの?』と思うと、余計に辛くなります。

あまり無理し過ぎてはいけませんが、『最初は本当につらいことがある』と知っておけば『きたきた、これか』と思えます。心の準備だけしておくのです。

そこまで不安にならず、安心しておいていいのです。

 

 

5:あまりに我慢しない、無理しない。自分の人生を会社に売ってはいけない

時に、ものすごくつらいことがあります。

人間関係がつらい、仕事がつらい、環境が合っていないのではと迷う、自分の思っていたことと違う、仕事量が半端ない、嫌なことをたくさんさせられる、取引先から怒られた、ひどいクレームを受けた、嫌な上司から叱責が相次ぐ… etc

 

限界を超えそうな時は、我慢し過ぎないことも選択肢として必要な時があります。

最後は自分の体・心・人生が最重要です。

 

あまりに理不尽だったり、あまりに限度を超えた苦境だったり、キャパオーバーだと思ったりした場合は、『我慢しない』という選択がいつでもあることを知っておくと楽です。

 

あまりにきつ過ぎたら、リセットボタンを押すことができるのは自分です。主導権は自分にあります。(簡単に繰り返し辞めていい、という意味ではありません)

 

会社の悩みは、会社を辞めた瞬間なくなります。

 

『いつでも辞める選択は取れる』と心の中で思っておけばいいのです。

 

 

 

改めて、今年度の入社おめでとうございます。

学生時代とは違った楽しい社会にようこそ。

 

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