自分と向き合ってない人は、話が長い
話が長い人がいる。
その人は、自分の中で目的がない状態で話すから長くなる。
例えば『モテたいんです。でも、モテないんです。どうすればいいですか?』と質問する人がいたとする。
この人にアドバイスしたところで、解決は絶対しない。
なぜなら『でも、嫌われたくないし。勇気がないし。自分に魅力ないし・・・』といろいろ言うのがオチだからだ。
・嫌われたくないという心理を克服したいのか
・行動できる人になりたいのか
・過去に失敗した経験を引きずっていてそれを断ち切りたいのか
・特定の異性と付き合いたいのか
・目的の定まらない自分の気持ちをはっきりさせたいのか
質問した人は、本当に解決したい問題に向き合っている場合、話が短くなる。
でも、その人が自分自身の問題に向き合っていない場合、話は長くなる。
本当の問題がわかってすらいない。
話が長い人とは、自分の目的・問題意識・それらが見えていない人だ。
厳しいことを言えば、自分との対話が甘い。
自分と向き合うことは、知的な活動であり、エネルギーを要する。
自分と向き合うことで、解決すべき点、問題点が見えてくる。
その結果、質問は短くなる。話はシンプルで短くなる。
話が長くなる人は、知的活動を怠っている。
自分の本当の問題に向き合うことは、知的で謙虚な姿勢からくる。
自分の問題点を意識するからだ。
自分の問題に向き合うことなく質問する人は、誰かが解決するものと思っている。
そんな人は、何度質問しても、問題は解決しない。
ただ、グチを言いたいだけの人だ。
もし話が短い人に出会ったら、その人はただものではない。