仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

自分と向き合ってない人は、話が長い

話が長い人がいる。

その人は、自分の中で目的がない状態で話すから長くなる。

例えば『モテたいんです。でも、モテないんです。どうすればいいですか?』と質問する人がいたとする。

この人にアドバイスしたところで、解決は絶対しない。

なぜなら『でも、嫌われたくないし。勇気がないし。自分に魅力ないし・・・』といろいろ言うのがオチだからだ。

・嫌われたくないという心理を克服したいのか

・行動できる人になりたいのか

・過去に失敗した経験を引きずっていてそれを断ち切りたいのか

・特定の異性と付き合いたいのか

・目的の定まらない自分の気持ちをはっきりさせたいのか

質問した人は、本当に解決したい問題に向き合っている場合、話が短くなる。

でも、その人が自分自身の問題に向き合っていない場合、話は長くなる。

本当の問題がわかってすらいない。

話が長い人とは、自分の目的・問題意識・それらが見えていない人だ。

厳しいことを言えば、自分との対話が甘い。

自分と向き合うことは、知的な活動であり、エネルギーを要する。

自分と向き合うことで、解決すべき点、問題点が見えてくる。

その結果、質問は短くなる。話はシンプルで短くなる。

話が長くなる人は、知的活動を怠っている。

自分の本当の問題に向き合うことは、知的で謙虚な姿勢からくる。

自分の問題点を意識するからだ。

自分の問題に向き合うことなく質問する人は、誰かが解決するものと思っている。

そんな人は、何度質問しても、問題は解決しない。

ただ、グチを言いたいだけの人だ。

もし話が短い人に出会ったら、その人はただものではない。

 

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