『あいさつ・お礼・返事』ほど、コスパの良い行為はない
『あいさつ・お礼・返事』は、やったほうがお得です。
好かれるし、味方が増えるし、丁寧に対応されるし、何かあったら思い出してもらえる人になります。何より、最大の効用は自分の幸せ感が増えます。
逆に、『あいさつ・お礼・返信』をしない人は、嫌われやすいし、味方したいと思われなくなるし、雑に扱われる様になるし、何かあっても『あいつには声かけない』と思われます。
たとえば、自分がカフェ店員だとした時に、コーヒーを提供するお客さんが『ありがとう』といって頭を下げてくれたら気持ちがいいです。逆に、ぶっきらぼうに目も合わせずコーヒーを引ったくるように取っていったら『なんだよ、あの人』と思います。
また、『ミルクやシロップは要りますか?』と言われた時に、黙って首を振る人よりも、『大丈夫です、ありがとうございます』と言ってくれた方が店員側は安心します。
店員さん側も、お客さん側も、どちらも同じです。
●『あいさつ・お礼・返事』がない人は、覚えられている
意外に、『あいさつ・お礼・返事』は覚えられています。『あ、この人は感じがいい人だ』という印象が、その後の接客対応に差を生みます。
人間だから、嫌な対応をされたら『この人には、無愛想にしておこう』となります。全ての人は、感情というものを持っているからです。
『あいさつ・お礼・返事』は無意識的な習慣です。やらない人はやらないし、それが当然と思っています。本人が損をしていることに、なかなか気づけません。
感じが悪い状態で過ごしていると、仕事の場面でも損します。『あいつ、仕事はできるんだけど、挨拶しないんだよね』とリーダーに思われたら、プロジェクトに呼ばれません。
『あいさつ・お礼・返事』のないリーダーである場合、そのリーダーに協力者がいなくなります。『こんな人のために、サポートしたいとは思えないわ』となってしまいます。
たとえ、仲の良い友達関係でも『あいつ、返事ないんだよね』と思われると、次からは誘いにくいのです。
●好かれる人は、細かなところで『あいさつ・お礼・返事』を実行している
応援される人は、必ず『あいさつ・お礼・返事』をしています。
ビジネスのシーンで言えば、根回しを細かいところで行っています。関係者の誰かから嫌われたら、プロジェクトが進まないことを知っています。友達関係で言えば、主催者や幹事の大変さを理解している人は、幹事にお礼の気持ちを言えます。残念な人は、お礼や返事すらない人です。自分がされたら嫌なことを、平気でしていることに気づいていません。
究極、応援される人とそうでない人の違いは、人として普通の行為を心がけているかどうかです。
『あいさつ・お礼・返事』ほど、お得なことはないです。