仕事や人生で、早く知っておけばよかったこと

同じものから、1気付くか、10気付くか、100気付けるか

やる気や才能ではなく、シンプルに量が足りてないだけ

この記事は下記の3人に向けて書きます。

1:副業したい人、起業したい人

2:才能がないからと諦めている人

3:どうしたらステップアップ出来るかわからない人

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【もくじ】

●デザインを10枚作った人より10,000枚作った人の方が上手いのは当たり前

●『やる気・才能』よりも『量・時間』

●起業する人の大半は、ごく普通の人。ただし、実際に行動している。

●夢や目標を語るより、具体的な行動が出来る人に、運は味方する

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●デザインを10枚作った人より10,000枚作った人の方が上手いのは当たり前

前回の記事で『起業できる人とできない人の違い』について書きました。

今回、より掘り下げて起業したい人・副業や転職を考えている人に向けて書きます。

結論から言うと、起業する人は『圧倒的に量をこなす』必要があります。
具体的には、フリーランスのデザイナーとして独立したいなら、10枚よりも100枚、100枚よりも1000枚作る必要があります。プロの道で生きるなら、10,000枚以上は必須レベルです。

プロが作る1枚の画像デザインは、これまでに数万のデザインを作り、数万のデザインを見てきた人が作る1枚です。とりあえず、適当に作った1枚とは訳が違います。

副業を考える人の中には『サクッと短時間に数万円稼ごう』と思っています。でも、そんな人にデザインを依頼しようと思う人はいません。たとえば、自分が怪我をして手術しないといけない時、アマチュアの研修医に手術をして欲しくないのと同じです。適当な腕前でやる仕事は、医療現場では命に関わるのです。

●『やる気・才能』よりも『量・時間』

起業やフリーランスを目指す人は『量』をこなす必要があります。プロとアマの違いは、圧倒的にかけた時間と量です。

『とりあえず副業で1日30分だけやっている』という人は、1日12時間×365日の人に勝てるわけがないのです。『とりあえず』という意識自体が、すでにアマチュアです。

『好きなことをして稼ぎたい』とか『独立して自由に仕事がしたい』という人に欠けていることは、量をこなさずにそれができると思い込んでいる点です。良い手術ができる医者になるまでには、絶対に量が必要なのです。

『やる気がない・才能がない』という議論は、原因を間違っています。

●起業する人の大半は、ごく普通の人。ただし、実際に行動している。

前向きな話をすると、才能ある人だけが起業しているわけではないという事実です。むしろ、普通の人が起業している人の大半です。

知力・実力・才能がないという理由は、少し違います。起業する人は、具体的に行動している人です。街の定食屋やラーメン屋のオヤジもみんな、自分で店舗物件を探して、人を雇って、材料を仕入れて、メニューを考えて、店を開けるまで具体的に行動しています。

これらのリサーチや行動に、やる気や才能は関係ありません。調べればできることだからです。

『やる気・才能がない』と言う人の本心は、『めんどくさいことはしたくない』です。

逆に言えば、めんどくさいことをしているのが起業した人たちです。

全ての起業家は、めんどくさいことを地道に積み重ねているのです。

●夢や目標を語るより、具体的な行動が出来る人に、運は味方する

起業とかフリーランスは、『社長・経営者・事業主』といったイメージが先行していて、才能で片付けられがちです。

起業する人の真実は、具体的に行動している人です。

合わせて、失敗したときの責任も背負います。従業員の不正があったら、経営者の責任です。資金繰りも経営者が責任を負います。

これらの責任全てと、具体的な実行力がある人が、起業できる人です。そういう人に、運がやってくるのです。

 

 

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