『起業』が難しいと感じている人に伝えたいこと

この記事は３人に向けて書きます。

１：起業をしたいけれど食べていけるか不安な人

２：今の生活に不満がある人

３：起業しなくても、自分でお金を稼ぐ力をつけたい人

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【目次】

●起業とは、自分の力で、口座に入金を得ること

●起業の本質は、相手にとっての価値を、こちらが提供すること

●究極、ウーバーイーツの配達で独立できる

●起業しないのは、起業を難しく考え過ぎているだけだ

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●起業とは、自分の力で、口座に入金を得ること

前回の記事に『起業した方がいいよね』という話を書いた。

次の悩みは、起業したいと思うけれど、具体的に何を始めればいいかわからないことだ。それに応える内容を書く。

まず、起業・独立・会社を辞める等の言葉を大袈裟に考えている人が多い。言葉の定義や行為の定義を、感覚的にしないことが重要だ。起業とは『自分の力で、口座に入金を得ること』だ。勤め先の給料でなく、自分の力でお金を稼ぐ行為が起業だ。自分で店を出したラーメン屋のオヤジが、ラーメン一杯をお客さんに売ることも、立派な起業である。

起業は、自分がお客さんに何かを提供し、その対価としてお金を得ることだ。難しい話ではない。畑のキャベツであれ、手作りのマフィンであれ、バターたっぷりの食パンであれ、似顔絵であれ、マッサージの施術であれ、お客さんがその商品・サービスにお金を払えば、それは経営者としての商売を立派に行っている。

お客さんがお金を支払うものを、どんなものでもいいからこちらが提供するならば、起業できる。

まず、起業という言葉を、難しく考えすぎないことだ。

●起業の本質は、相手にとっての価値を、こちらが提供すること

『お客さんがお金を支払うもの』をこちらが提供する。言い換えると、『価値』を提供すればいい。価値とは、パンやケーキやラーメンなどの食べ物でもいい。お客さんは、それを求めるならお金を払ってくれる。食事でなくても、自転車のパンク修理でもいい。荷物や食べ物を届けてもらうことでもいい。笑いとか感動などのエンタメでもいい。人生が楽しくなるような情報や考え方でもいい。話を聞くだけでもいい。

食べ物でも食べ物でなくても、形があってもなくても、人が価値を感じるものは、お客さんはお金を支払ってくれる。

起業の本質は、価値の提供である。

起業とは『価値の提供』を、会社に所属せず、上司や先輩の言うことを聞くなどせず、自分の力で行うことである。

●究極、ウーバーイーツの配達で独立できる

ウーバーイーツ（Uber eats）は、食事をお店から注文者に運ぶ度に報酬がもらえる。この仕事は『配達』という価値を提供している。注文した人は、わざわざ着替えて外に出てお店に行ってオーダーして持って帰るという行為を省き、ウーバーイーツの配達員に配達を代行できている。配達した人は、報酬として数百円を得る。

例えば、ヤマト運輸や佐川急便などの配達業者は、大企業として組織立てて荷物の配達を全国展開して運営している。が、ウーバーイーツもヤマト運輸もあらゆる中小零細の配達業者も、価値提供の本質は『ものを運ぶ＝配達』である。配達という行為を、システマティックに行っているか、個人で行っているか、という違いだけだ。（経営的な違いはあるがここでは議論は省く）

会社を辞めて自分でビジネスをすることなら、どんなことだっていい。起業はもっとシンプルで、誰でもできることだ。

●起業しないのは、起業を難しく考え過ぎているだけだ

『起業』『独立』『社長』『経営者』などの言葉を、９割の人は特別視している。それは、感覚的なイメージで捉えているからだ。起業を恐れる人は、例えばこう思っている…

『独立資金がたくさん必要だろうから』『自分には才能がないから』『周りが難しいっていうから』『みんな反対するから』『すごい人じゃないと起業なんてできない』『自信があって行動的な人がすることだろうし』『正社員を捨てるなんて勿体ない』『実力が足りないから、勉強してからでないと無理だろう』・・・

こういう観念は、全て、事実とは異なる『イメージ』だ。シンプルに、現代はウーバーイーツで自分の稼ぎを得ている人がゴマンといる。その人たちは、上司の言うことなど聞いてない。効率よく運ぶこと、回数を重ねること、早い道を研究すること、そういう工夫をしているが、『自分には才能がないから・自信がないから・資金が必要だろうから』など考える必要は一つもない。

起業は、難しくない。

会社であまりに理不尽な時間を過ごしているなら、起業する道がある。自分を傷つけてまで、過ごす理由は一つもない。

それだけを伝えたいです。