書く内容に困ったら、「大切な人」に向けて書けばいい
何を書くか迷った時、間違いのない方向性は、
「大切な人」を1人、浮かべて書くことです。
それだけで、いくらでも書くことが浮かんできます。
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◆「大切な人」を、忘れない
人間はなにかの目的を持っている時、
やる気や元気が湧いてきます。
「目的」の中で、最も自分を動かすものが、
「大切な人」を思った時です。
「あの人が笑顔になるだろうな」と思っただけで、
心の中がわくわくしたり、温かい気持ちになったりします。
プレゼントをする時は、渡す前からすでに、
「あの人が喜ぶだろうな」と思って嬉しくなっています。
メッセージを考える時、
「これをどう伝えようかな」と考えていることが楽しかったりします。
「あの人を元気にしよう」と、
自分の中で大切に思っている人に向けて、
何かを考えたり、行動したりすることは、
それ自体、人を動かします。
「大切な人」を忘れないうちは、
ぼくは動いていけます。
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◆大勢に向けて書くより、大切な1人に向けて書く
すべての人が喜ぶメッセージを考えるよりも、
じぶんの大切なたった一人が喜ぶメッセージを考えた方が、
そのメッセージは刺さります。
じぶんが大切な1人に向けて書くものは、
きっと、大勢のウケを狙って書いたものよりも深く刺さるメッセージになります。
最初から大勢を見ないことです。
まず、自分の心の中にいる、具体的な1人を見ることです。
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「世界中の人を救いたい」
それは不可能です。
「全ての人から好かれたい」
それは無理です。
でも「大切なあの人を笑顔にしたい」
それはできます。
大勢のウケを狙った時、必ず行き詰まります。
なぜなら、大勢へ向けると、パターンになるからです。
「世界を平和に」
「社会を平等に」
究極、行き着くところはこうなります。
結局、行き詰まる。
「大勢」を見ないことです。
「大勢」を見ることの本質は、「1人も見ていない」です。
目の前の人を、大切な人を、見ることです。
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◆あの人が笑顔になれば、じぶんも笑顔でいられる
何のために書くかは、
何のために生きるか、これと通じる気がします。
仕事は何のためにしているか。
じゃあ勉強は、何のために。
料理を作る人は。
写真を撮っている人は。
「何のために」
ぼくは、
「あの人を元気にするため」という軸が一本あれば、
迷わないと思っています。
「大切なあの人」が心に浮かんでいる限り、
止まってなんかいられないんです。
前に進んでいけるんです。
なにかで迷ったら、
「大切なたった一人を浮かべる」
これで、解決の糸口がつかめます。
ではまた今度。