自分の選択を、人に渡さない
周りの目を気にしてしまって、一歩踏み出すことができなかったり、遠慮したりしてしまうことがあります。
その原因は、「周りになんて思われるかわからない」「周りが気になる。どうしよう」と思ってしまうからです。
根本にあるのは、「周りの目が怖い」という思いです。
「自分以外の、その他大勢」を気にしているからです。
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◆自分の選択か、他人の意見か
「自分は、この人と付き合う」
たとえば年齢が10歳以上離れた人と付き合うとして。
「えーっ!そんな人と?」
「もっと考えた方がいいんじゃない」
「なにいってんの?!」
周りからそう言われたとしても、淡々と、清々しくしていられるかどうかです。
自分の選択を持ち続けて、堂々としていられるかどうかです。
周りからどう思われるかを気にしたり、恥ずかしがったりしないことです。
堂々と、付き合っていればいいのです。
「年齢が離れ過ぎ」
「周りとは違うから」
「周りからやいやい言われる」
それで付き合うことをやめたとしたら、一生、自分の感性を持てないまま終わります。
他人の意見、周りの評判という不確かなものに、流され続けます。
自分の選択ができないことは、最も大きなマイナスです。
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◆やいやい言われるのは、一瞬。自分の選択を捨てた後悔は、一生。
要は、自分の選択とか思いを、さえぎらないことです。
ポイントは、「その他大勢」です。
その他大勢を気にするから、悩むのです。
そもそも、自分の感性や価値観が、その他の人に理解されるなんて望むのは間違いです。
自分の心から来る選択が、その他の人に理解されることは、ほぼありません。
余計な気のてらいを、してもムダなのです。
それだったら、早いところ自分の選択をして、一時的にやいやい言われて、それを通り過ぎて平穏の境地に進んでいればいいのです。
本当に、周りからやいやい言われるのは一瞬です。
どんなこともそうです。
みんな自分の人生が忙しいから、他人にはそんなに構っていられないのが本当のところです。
まわりの人の移り変わる評判より、一生残る自分の心の中の選択です。
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◆結果を引き受ければ、いい
自分で選んだら、結果の責任は自分持ちです。
だから、いいのです。
結果が自分の選択による時、人は責任を持てます。
「本当はあの学校を受験したかったのに、反対されたからやめた」
それでは、受験の結果を受け入れられません。
「本当に付き合いたかった人は周りに反対された。だから、無難な人にした」
これでは、不満を持ち続けます。
「周りから反対されたから、、」の後に続く言葉は、アンハッピーが常です。
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自分で選ぶ必要性は、結果を引き受けられるからです。
結果を引き受けることで、人は最も学べます。
自分でケガをした時に、ケガという結果を引き受けます。
そこで、「ケガは痛いな」「次は気をつけよう」と学びます。
周りの目を気にすることは、「ケガをすると危ないから外に出ない」ことと根本は同じです。
「その他大勢を気にする」ところに、本当の幸せも学びも、ないのです。
もっと、自由になることです。
ではまた今度。