いままでの自分と違う自分になれた時、楽しくなる
中学生の頃、「おれはまったく、女には興味がない」とムキになって言い張る男の友達がいました。
友達間で異性の話になったら、その男は耳をふさぐジェスチャーをして、
「もー、そんな話するな」「やめろ、おい」といって、女子についての話を断固拒否していました。
恋愛の話、女子の話、そういう話になると過剰に反応して、嫌がるそぶりを見せる面白い奴でした。
〜〜〜
中学を卒業して6年ほど経ち、それぞれが大学生と専門学校生となってから、久しぶりに例の男に会いました。
その男には、彼女がいました。
久々に会って、話して、盛り上がっていましたが、その男からは、彼女の話や、女性についての話が、じゃんじゃん出てきました。
『中学の時のオマエはどうしたの』と言いましたが、その男は楽しそうにニヤけるだけでした。
「難しい顔をして、異性の話を拒絶する男」から、生まれ変わったのです。
生まれ変わってから、イキイキしているのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
◆「今までの自分」と違う自分になりたいけど、立ち止まってしまう自分
今までの自分と違う行動をとることは、勇気がいります。
•今までに作り上げた自己イメージから離れるのは恥ずかしい
•今までの自分と違う行動をしたら周りからヤイヤイ言われそう
このように思うから、変わることができなかったりします。
今までしなかった行動をとったり、言うのが恥ずかしくて言えなかったり、在りたい自分を抑圧して出さなかったり。
本当は、今までしたことのないようなことをしたい。
でも、どこかでストップをかけてしまう自分がいる。
この狭間で、悩みます。
〜〜〜〜〜〜〜
◆今までと違う自分になれた時、楽しくなる
ここからです。
「今までと違う」道を行くことを選べるかどうかです。
「今までと違う自分」になるとは、
「自分が知らない(抑圧した)自分」と「他人が知らない自分」へと向かうということです。
「こうしなければならない」という思い込みを、取り払っていくことです。
「新しい」方を選ぶということです。
〜〜〜
「楽しさ」はおそらく、新しい世界にあります。
自分の知らない世界にあります。
新しい方を選ぶと、イキイキするのです。
ためらっていること、
押さえ込んでいること、
ガマンしていること、
その先に、楽しさがきっとあります。
ではまた今度。