自慢するのは、自分の優位性を感じたいから
自慢する心理の根本には、「自分を素晴らしく見せたい」思いがあります。
もっと言うと、「周りの人より優位に立ちたい」思いです。
自分を、すごい存在であると思いたい。
劣っているとは思いたくない。
だから、自慢という形を取る。
これは、つらい状態です。
なぜつらいか。
•人の目を気にしているから
•無意識にいつも、劣っている感じを持っているから
•自分を承認して欲しいといつも思っているから
•今のそのままの自分を受け入れてないから
•自分の価値を他人の基準で測っているから
•人を、上下で見ているから
•人生を、勝ち負けで考えているから
……etc
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要は、自分を肯定できないのです。
自分が、良いか悪いか、優れているか劣っているか、それを気にしていたら「優れていることを証明しなければ」と思うようになります。
これはつらい。
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他にも、自分の優位性とか実力を得たい時に取る行為があります。
人を罵倒する、
弱い者を負かす、
横柄に振舞う、
怒鳴り散らす、
ブランド品に身を飾る、
周りをバカだクズだと言う。
すべて、自分の優位性を感じるために取る行為です。
安易に、自分を大きく見せる行為です。
自分の優位性を、なんとかして必死で示そうとするのです。
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もし、自慢したり、いつも怒っていたり、人を罵倒したりする人がいたら。
それは、その人に自信がないからです。
今の普通の自分を、受け入れてないからです。
普通であることを、否定しなくていい。
別に、すごい所を見せなくていい。
余計なことは、しないほうが楽しいです。
ではまた今度。