文章が格段に面白くなる、たった一つの心掛け
結論から言います。
・全てのことを『相手視点』に立って考えていくと文章は面白くなる
世の中の(特にSNSなどのネット上で)
文章を読んでいて面白いのは、『相手不在』の文章が多く見られることだ。
どういうことかというと、例えば・・・
「PV(ページビュー)が000超えました!!」
「売上が000まで伸びました!」
「月間目標を達成しました!」などなど。
このような、自分以外の人の結果や実績を聞いたり読んだりした時。
正直な気持ちとして、『だからなんなの?』という気持ちになることはないだろうか。
『すごいね!!』
と100%肯定的に感じることのできる人は、
よほどその人と関係性の深い人か、
その人のファンか、
何か良くしてくれた人か。
(あるいは、徳の高い悟った人か)
自分の実績を見せることは、SNSやネット上での宣伝・広報活動として必要であるとは思う。
でも、使い方を間違えると
『だからなんなの』という顰蹙を買うことが多くなる可能性がある。
人間は、自分に価値(ベネフィット)のあることしかほぼ興味はない。
その上で、『見ず知らずの人の、自分に関係のない独りよがりの話』には、ほとほと疲れていてスルーしたくなるものだ。
文章とは、『相手の存在』を意識しないものに、面白いものは無い。
相手がいて初めて全てのことが成り立っている。
面白さとは、相手のことを思う気持ちそのものに宿ると信じている。
「ネット上の関係性」と「心響きあう人との関係性」の話
「ネット上の関係」は、本来の人間関係とは違うことを心得ておくべき。
「ネット上に人とのつながりがいっぱいあります」という状態は、心強く感じることがあるかもしれない。
でも、それは本来の人間関係性とは違う。
もっと大切な関係性は、やはり リアルなつながりの「心響きあう人との関係性」だ。
心から充実感を得られ、何かあった時に支えになり、会っていなくても繋がっている実感を得られるような関係性。
そんな、最も身近な人との関係性をおろそかにしてはいけない。
ネット上で評価され始めたり、お金がたくさん入ってきたり、大勢の人がネット上で周りに集まってきたりした時には、特に忘れないよう気をつけたい。
(自戒も込めて。)
きっと、身近な人に対して「あー、この人は傲慢さが出てきたなぁ」という人を見たことがあるはず。
その人は、「心響きあう人との関係性」を忘れそうになっているかもしれない。
自分を支える人は、ネット上にはいない。
インターネットは、思った以上に自分の心の安定を揺るがすこともある。
大切なものを、忘れないようにしたい。
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